神奈川フィルハーモニー管弦楽団 打楽器奏者の平尾信幸氏監修による、
2019年 全日本吹奏楽コンクール課題曲 楽曲別・推奨楽器のご紹介です。
課題曲Ⅲ 行進曲「春」
この素晴らしい作品に関しては特に注釈する必要はないでしょう。冒頭は四季を司る妖精の国の女王が春の訪れを告げるfanfareでしょうか?ワクワクしますね。バイエルンや南チロルなどの民族衣装に身を包んだ地元のブラスバンドを思わせる牧歌的でゆったりしたマーチですが。福島弘和さんのオーケストレーションは曲全体を通してどっしりとしたシンフォニックな印象をうけます。
☆スネアドラム
迷わずオーケストラプレーヤーに人気の楽器をチョイスしました。世界のオーケストラプレーヤーに人気のフィルハーモニック・ソリッドメイプル(PHM1465)。明るく優しさが欲しい場合はフィルハーモニック・キャストアルミ。
ドイツ伝統のドレスナースネア的なキャラクターを持つコンサートシリーズ“スチール”(CRS1455)のシンプルなサウンドもこのほっこりした作品に合っていると思います。
☆合わせシンバル
この曲取り上げるなら、是非、明るくリッチなアーティザンプレミアム(VL-18ASPM)を使用してほしいですね。魅力溢れるこの曲の冒頭から?まででアーティザンプレミアム18は聞く人を別世界に誘うとおもいます。