河本 あす香
打首獄門同好会
ウェブサイト
▼直感型のアナログ派
瀬戸内海のとある島の出身という、出身地の話題だけで飲み会10分は話を引き込めるステキな素性の女ドラマー。打首結成時からのオリジナルメンバーとしてやはり主要な役割をこなすが、大澤会長をデジタル担当とするならばこっちはアナログ担当。大澤会長を理論型とするならばこっちは直感型。手作り小物を設計図無しでいきなり布にハサミを入れる大胆極まりない手法で、オリジナリティ溢れるアイテムを目分量で次々と生み出している。一時期は大澤会長からmixiコミュニティの管理、物販管理、練習スケジュール管理、ライブ中の告知MCなどを押しつけられて多忙になったが、近年はおおよその役割を手放してマイペースに過ごしている。猫が好きなのはこの人。
▼瀬戸内海の生んだパワードラマー
曲がりなりにもへヴィサウンドを自負する打首獄門同好会にして、縁の下の力持ちたるべき、というか実際にパワーを問われそうなドラマーが女性というのはいかがなものか、と心配されてしまいそうだがところがどっこい、打首のあす香さんと言えばけっこうなパワードラマーとしてPAや同業者にも定評がある。そう、ドラマーのスタイルとしては出音命、シンプルなフレーズをカッコ良く叩くスタイルを信条としているのだが、打首ではやたらややこしいリズムワークを課せられている上に歌も歌えと無茶を言われて苦労の日々を送ってきた。もはや「歌いながら叩くドラマー」というポジションでわりと良い感じに評価され、業界でも名を馳せてきている。人生、成り行きでどうなるかわからない。