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DFX-1 Percussion Processing Unit

WAL-DFX1 /  198,000円(税込価格)

手元で音を操る、ハイクオリティ・ドラム専用マルチ

DFX-1は、Aaron Sterlingとの共同開発によって誕生した、アコースティックドラムやパーカッションのあらゆる音源に音楽的なキャラクターとパンチを加えるためのマルチエフェクト・プロセッシングユニットです。
スタジオグレードのVCAコンプレッションとFETコンプレッション、2種類ずつのディレイとリバーブに加え、サチュレーション、ゲート、カスタマイズ可能なルーティングを備えたFXループ、そして柔軟なEQを搭載。繊細なニュアンスからアグレッシブで存在感のあるドラムサウンドまで、幅広く作り込むことができます。
DFX-1は、キット内のどの位置でも、どんなマイクでも使用可能です。強くコンプレッションをかけて広がりのあるルームマイクサウンド、タイトでゲートの効いたスネア、さらにはポストプロダクション用のアウトボード処理へルーティングする用途にも対応します。
さらに、ファンタム電源付きの高性能マイクプリアンプ、外部機器を接続できるエフェクトループ、MIDI接続、プリセット機能も装備。ドラムセットのすぐそばで、まったく新しいサウンドクリエイティビティの世界を切り開きます。

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●SPEC
・電源:9V DC、500mA minimum ※9V、2Aのアダプターが付属されています。
・SIZE:26.2(W)×9.7(H)x23.2(D)cm
・WEIGHT:1,700g
・Frequency Response: 20Hz to 20kHz
・Sample Rate: 44.1kHz
・Unbalanced: SNR: 98dB @ 1kHz +4dBu A-weight, THD+N: 0.0032% @ 1kHz +4dBu A-weight, Dynamic Range: 101 @ 1kHz +4dBu A-weight
・Balanced: SNR: 99dB @ 1kHz +4dBu A-weight, THD+N: 0.0025% @ 1kHz +4dBu A-weight, Dynamic Range: 102 @ 1kHz +4dBu A-weight
・Total Latency: 2.9ms
・Preamp Gain: +60dB
・XLR Input Impedance: 6.8k Ohms
・1/4” Line Input Impedance: 24k Ohms
・1/4” Instrument Input Impedance: 1M Ohm
・FX Loop Send Impedance: 220 Ohm
・FX Loop Return Impedance: 1M Ohm
・XLR Output Impedance: 220 Ohm
・1/4” Output Impedance: 220 Ohm
 ※ XLR出力と1/4インチ出力は独立した出力ではなく、同じ信号を分岐しています。接続方法の好みに応じてどちらかをお選び下さい。

「DFX-1は、エフェクトに関して“自分の手で音作りをコントロールしたい”ドラマー、パーカッショニスト、そしてビートメイカーのために設計されています。マイクをそのまま接続するだけで、ゲイン、コンプレッション、ディレイ、リバーブ、サチュレーション、EQといったエフェクトの世界へ直接送り込むことができます。外部マイクプリアンプも、マイクレベルをラインレベルへ変換する機器も、余分なケーブルも必要ありません。まさに“これ一台で完結する”ソリューションです!」
— Aaron Sterling

Effects

DFX-1は、コンプレッション、ディレイ、リバーブという3つの主要なエフェクトエンジンを中心に設計されており、それぞれに2種類の異なるキャラクターが用意されています。これにより、ヴィンテージ感のあるサウンドから現代的でクリアなサウンドまで、スムーズに行き来することが可能です。さらに、サチュレーションやチルト型EQコントロールを使うことで、音色を細かく調整できます。加えて、FXループを利用すれば、外部のペダルやアウトボード機器を組み込んだり、エフェクトの接続順を変えることで、サウンドに大きな変化を加えることもできます。

Compression (VCA / FET)

VCA:API 2500の特徴的なVCAコンプレッションをモデル化。パンチを加えつつ、ミックス全体を滑らかに“グルー(まとめる)”します。
FET:クラシックな1176 FETコンプレッサーをエミュレート。高速なアタックとリリースにより、パンチがありザラついたダイナミクスを実現します。

Delay (Vintage / Modern)

Vintage:ウォームでアナログ/テープ風のディレイリピート。自然な劣化感が加わります。
Modern:よりクリアなリピートを持つ、上品なデジタルディレイを提供します。

Reverb (Spring / Plate)

Spring:クラシックなスプリングタンク特有の、跳ねるようで揺らぎのある反射音を再現します。
Plate(Modern):スムーズで拡散感のある反射を持つプレートリバーブをエミュレートし、洗練されたスタジオサウンドを実現します。

Noise Gate

オーディオのノイズゲートにおいて、スレッショルド(しきい値)、ホールドタイム、リリースタイムを設定し、信号に含まれる不要なバックグラウンドノイズを除去します。

Tone, Saturation & EQ

Saturation:非対称で真空管のようなクリッピングにより、偶数次・奇数次の倍音成分を強調します。

EQ(Tilt EQ):シンプルで音楽的なチルトコントロール
center = フラット
・left = 高域をカット/低域をブースト
right = 低域をカット/高域をブースト

グラフィック/パラメトリックバンド(メニュー):
LPカット(1 kHz ~ 20 kHz)
HPカット(2 Hz ~ 600 Hz)
ミッドカット(+6 dB ~ −18 dB)※ミッド周波数(300 ~ 1 kHz)を可変、Q(帯域幅)調整可能

Routing & FX Loop

Effect Order:エフェクトの順番を切り替えることで、それぞれのかかり方(相互作用)が変わります。ミックスに最適な設定を見つけるため、両方試してみてください。

FWD(フォワード):サチュレーション → コンプレッション → ディレイ → リバーブ → トーン

REV(リバース):サチュレーション → リバーブ → ディレイ → コンプレッション → トーン

FX Loop Position:
DFX-1のFXループを使うことで、ペダルや外部機器をエフェクトチェーン内に組み込むことができます。
また、FXループの位置は「サチュレーションの後」「ディレイの後」「リバーブの後」から選択可能です。

Pads & Presets

3つのパッドにより、スティックや指で素早くタップすることで、ライブ中でもDFX-1を簡単かつ直感的に操作できます。

Pad A(バイパス):バイパスの切り替え
(LED消灯=バイパス中/LED点灯=有効)

Pad B(プリセット切替):プリセットを3つ1組のグループ単位で順番に切り替えます(プリセットメニューの設定に基づく)
・グループ1=プリセット1・2・3
・グループ2=プリセット4・5・6 …

プリセット選択画面は3つ単位でスクロールし、現在どのグループにいるかが分かります。
・赤=グループ内の1つ目のプリセット
・緑=2つ目
・青=3つ目

最大128個のプリセットが、プリセットメニューおよびMIDI経由で呼び出し可能です。
また、プリセットはメニュー上でコピー&ペーストして別のスロットに保存することもできます。

Pad C(タップテンポ):タップしてディレイのBPMを設定します。
タップの音符分割はディレイメニューから変更可能(4分音符、4分3連、8分音符、16分音符、付点8分音符)。

Inputs, outputs & power

Inputs:XLRバランス入力(マイク、+48Vファンタム電源対応)、1/4インチ・バランス入力(ライン/インストゥルメント切替可能)

Outputs:XLRバランス出力、1/4インチ・バランス出力

FX Loop:1/4インチ・アンバランスのセンド/リターン

MIDI:5ピンDIN MIDI IN、5ピンDIN MIDI THRU(クロックおよびプログラムコントロール対応)

USB-C:ファームウェアアップデート用

DFX-1には、2mの電源アダプターが付属しています。

リアパネルのプッシュボタン:
+48Vファンタム電源(XLR入力のみ)
・LINE/INST切替(1/4インチ入力用)
   LINE=−20 dBパッド、24 kΩ   
   INST=ハイインピーダンス(1 MΩ)
PAD(プリアンプ後に全体へ−20 dBの減衰)

Quick start tips(サウンドメイクのヒント)

パンチを出したいときは?
スネアにFETコンプレッション(アタック短め/リリース中程度)を設定し、軽くサチュレーションを加えた上で、短めのヴィンテージディレイをプラスします。

空間の広がりが欲しいときは?
小さな部屋でのドラム録音でも、リバースモードを使用し「プレートリバーブ → コンプレッサー」の順でかけることで、よりスケール感のあるサウンドが得られます。

外部ペダルを使用する場合
FXループに接続し、SEND位置(→C、→D、→R)を切り替えながら、最適なシグナルチェーン上のポイントを見つけてください。

ライブでの活用方法
「ドラム(ドライ)」「スネア(前面)」「アンビエントキット」など、用途ごとに3つのプリセットを1グループに保存しておくと便利です。Pad BまたはMIDIプログラムチェンジでスムーズに切り替えが可能です。

FAQ

Q:コンデンサーマイクは使用できますか?
A:はい。XLR入力は+48Vファンタム電源に対応しています(リアパネルのプッシュボタンでON/OFF)。
※ファンタム電源非対応のマイクを使用する場合は、必ずOFFにしてください(マイクの仕様をご確認ください)。

Q:FXループはバランスですか?
A:FXループは1/4インチのアンバランス(ペダルレベル)仕様です。A/Bボックスやリアンプ機器などを適宜ご使用ください。

Q:セルフオシレーションは可能ですか?
A:ディレイのフィードバックを高く設定することで、強いフィードバックやセルフオシレーションを発生させることが可能です。

Q:MIDIでパラメーターをコントロールできますか?
A:はい。MIDI INおよびクロック同期に対応しています。詳細なマッピングやチャンネル設定については、マニュアルのMIDIセクションをご参照ください。


Walrus AudioオリジナルMDSPモジュール搭載



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