Markbass Strings LONGEVO SERIES
Markbass Strings LONGEVO SERIES
長寿命(LONGLIFE)+進化(EVOLUTION)
化学物質を使用しない全く新しいNANOテクノロジーを用いた、長寿命で「エコ」なLONGEVOシリーズ。老舗弦メーカーとしての経験と知識、常に革新的なMarkbassアティチュードによって通常の弦と変わらない弾き心地で長寿命、さらに環境にやさしいベース弦を実現させました。
生体適合性のある独自のナノテクノロジーによって、「地球にやさしく」「驚くべき長寿命」でありつつ、さらに通常弦と変わらないトーンとフィーリング。コーティング弦の指触りが苦手という方にもオススメしたいベース弦です。
Markbass Strings
イタリアのアブルッツォは弦メーカーの発祥の地とも言われ、多くの弦ブランドがアブルッツォをルーツにもち、その弦は世界中で多くのミュージシャンたちに使用されています。Markbassは、そのアブルッツォで歴史のある弦メーカーの一つである「D'Orazio Strings」を買い取りました。理想の弦を提供するために、この「D'Orazio Strings」の歴史と伝統を継続し、Markbassのすべてのノウハウをつぎ込むことにより素晴らしいベース弦が完成しました。
IMPERCEPTIBLE MICROFILM & LONG LIFE
コーティングしていることがわからないほどのマイクロフィルムによって、通常の弦と同じようなトーンとフィーリングと同時に驚くべき高い耐久性を得られます。
NANO TECHNOLOGY
いかなる化合物質を含まない液体マイクロフィルムを採用した全く新しい、革新的なテクノロジーである「NANO TECHNOLOGY」を用いたとても”グリーン”な弦です。
品番 | C | G | D | A | E | B |
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LONGEVO - NICKEL PLATED STEEL | ||||||
MAK-S/4LEN40100 | 40 | 60 | 80 | 100 | ||
MAK-S/4LEN45105 | 45 | 65 | 85 | 105 | ||
MAK-S/5LEN40120 | 40 | 60 | 80 | 100 | 120 | |
MAK-S/5LEN45130 | 45 | 65 | 85 | 105 | 130 | |
LONGEVO - STAINLESS STEEL | ||||||
MAK-S/4LESS40100 | 40 | 60 | 80 | 100 | ||
MAK-S/4LESS45105 | 45 | 65 | 85 | 105 | ||
MAK-S/5LESS40120 | 40 | 60 | 80 | 100 | 120 | |
MAK-S/5LESS45130 | 45 | 65 | 85 | 105 | 130 |
SIZE | TENSION Kg | TENSION Lb |
---|---|---|
040 | 17,2 | 37,92 |
045 | 19,9 | 43,87 |
060 | 18,3 | 40,34 |
065 | 20,5 | 45,19 |
080 | 19 | 41,89 |
085 | 20 | 44,09 |
100 | 15,7 | 34,61 |
105 | 17,6 | 38,8 |
120 | 13,2 | 29,1 |
130 | 15,5 | 34,17 |
ARTIST COMMENT(酒井太)
基本となる音色は従来のMarkBass弦そのままに、なめらかで全弦繋がりの良い上質なハンドメイド弦ならではの質感を味わう事が出来ます。弦鳴りよりもボディ鳴りをしっかり感じる事が出来ますからアクティブはもとよりパッシブの楽器にも最適だと思います。
MarkBass初となるコーティング弦という事ですが、コーティング自体は驚くほど薄く演奏性、音色共に全く違和感がない事にまず驚きました。言われなければこれがコーティング弦だという事に気付かないレベルです。ニッケル弦はまだしもステンレス弦は手触りがザラザラしてしまい左手に違和感があることが多いのですが、このLONGEVOは本当になめらかな弾き心地なので、プレイアビリティを気にせず音色と自身の楽器との相性を優先してニッケルorステンレスを選べるのはプレイヤーとして本当に嬉しい事です。
加えて、以前他メーカーのコーティング弦で問題になった弦アースが取れないという事もありませんでしたので、この部分でも楽器を選ばず張っていただけると思います。
MarkBass弦は良い意味で張りたてからむやみにギラつかず楽器との一体感を感じる落ち着きがあると思っているのですが、1ヶ月経った時点ではその印象は変わらずチューニングも落ち着いたままです。2か月を過ぎたころから高域が緩やかに落ちてきた感じがありますが、通常の弦なら1か月もかからない感覚なので、自分の体感的には2倍以上は寿命が長い感じです。
結果的に弦コストを抑える事も可能なこの弦はグリスを多用するロックベーシスト、なめらかなフィンガリングを生命線とするジャズベーシスト、ハードなプレイによる弦の寿命の短さに悩んでいたファンキーなベーシストなど、あらゆるタイプのベーシストにオススメ出来る弦だと確信いたしました。
上質な弾き心地とバランスの良さをぜひ一度体感してもらいたい弦です。
ARTIST COMMENT(永田 雄樹)
ニッケルはニッケルらしいボトム寄りのしっかりした印象です。既存のニッケル弦よりさらに指当たりがスムーズだと思いました。
ステンレスはステンレス特有のキュッとしたタイトさはあるものの、ノンコーティングのステンレス弦よりもやや滑らかな手触りの印象です。いたずらに金属的ではないので、テンションを強めにセッティングして、リアピックアップ寄りで早い立ち上がりを狙う、という使用が好みです。
ニッケル、ステンレスともに感じたのは、張りたての新しいトーンの状態はやや短めの感じがしたものの、トーンが少し落ち着いてきた頃からの寿命が長い印象で、チューニングも同じく安定までが早いです。